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Omiaiを運営する上場企業、ネットマーケティングのIR情報からマッチングアプリの現状を調査する

タップル誕生、Pairs(ペアーズ)、with(ウィズ)、Omiai、Poiboy、ゼクシィ恋結び、ブライダルネット、ユーブライド、Matchbook(マッチブック)などマッチングアプリは現在多数存在するのですが、その中のいくつかは上場企業が運営しており、IRにて会員数や売上などを開示しています。

各アプリのホームページを見れば会員数やカップル誕生数などが記載されていたりしますが、数字を良く見せた物が多く(会員数が累計になっていて、運営期間が長い物が有利になっているなど)、信用性にかけるのですが、投資家向けに発表される資料は正しい現在の姿を説明した物でないといけません。

マッチングアプリだけでなく、結婚相談所などを選ぶ時もホームページだけ見るのではなく、IR資料に目を通してみると、見えない物が見えて来るのでおススメです。

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IR資料を見てみる

タップル誕生

これはタップル誕生を運営する株式会社マッチングエージェントの親会社、株式会社サイバーエージェントの2017年9月期第3四半期決算説明会資料です。

累計会員数が2017年6月末時点で232万人という事がわかり、これはペアーズに次いで業界2位の規模になります。(Omiaiが3位へと転落)

2017年9月期第3四半期決算説明会資料[サイバーエージェント]
http://pdf.cyberagent.co.jp/C4751/aRgx/WZbP/vIh1.pdf

with

with(ウィズ)を運営する株式会社イグニスの平成29年9月期第3四半期決算説明資料です。

イグニスのコミュニティ事業はwithしかありませんので、2017年4月~6月の3ヶ月間で2億2千万円の売上がwithだけであった事になります。

1年前、2016年4月~6月の3ヶ月間の売上が2,400万円しか無い訳ですから、今伸びているマッチングアプリと考えて良いかもしれません。

平成29年9月期第3四半期決算説明資料[イグニス]
http://pdf.irpocket.com/C3689/xOcR/kCv1/jFSz.pdf

ブライダルネット

株式会社IBJの平成29年12月期第2四半期決算説明資料です。

2017年4月~6月の3ヶ月間で約1億5千万円の売上な訳ですから、withよりもアクティブユーザーは少ないと考えて良いでしょう。(マッチングアプリの料金相場はどこも似た様な物なので、売上高が高い所がアクティブ会員数が多いと考えて問題無いと思っています。)

売上が減少傾向にある、つまり廃れて来ていると言うのも良くありません。

人気下降中のサービスを利用する人と言うのは、基本的にセンスが無い人が多いので、登録者の質は他のマッチングアプリに比べると低くなっていると思います。

※追記
現在は真面目に恋人を探すために誰も利用しない様な出会い系サイトも、最初(2000年くらいまで)は流行に敏感なオシャレな人が利用する良い出会いの場所で、信じられないかもしれませんが、出会い系サイトで知り合い、何年もメールを続けただけのメル友と結婚するみたいな恋愛映画も作られたりしていました。

良い人と出会いたいなら流行り初めのサービスを利用するのが重要で、会員数が多くなればなるほど質が落ちていく傾向があります。

街コンがこれの良い例ではないでしょうか?

ただしどんなサービスでも最初に利用すればよいと言う訳では無く、今後流行るサービスの初動に乗らないといけないのです。

平成29年12月期第2四半期決算説明資料[IBJ]
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1506511

ゼクシィ恋結び・縁結びやMatchbookを運営するリクルートやpoiboyやユーブライドを運営するMixiは、マッチングサービスの売上規模が全体の中で小さすぎるからか、IR資料では取り上げられていませんでした。

また業界最大手のPairs(ペアーズ)を運営する株式会社エウレカは非上場なのでIR資料を公開していません。

そんな中、Omiaiを運営する株式会社ネットマーケティングがとても細かい月次資料を開示していました。

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Omiai

株式会社ネットマーケティングの2017年6月期決算補足説明資料を見ると、2017年4月~2017年6月の3ヶ月間に、Omiaiで9億4千万円の売上があった事がわかります。

これはブライダルネットの6倍、withの4.5倍になりますから、Omiaiの規模がいかに大きいかがわかると思います。

またネットマーケティングはOmiaiのマッチング数まで公表しています。

累計になっているのでちょっとわかりづらいですが、月次に直すと直近半年間の数字は以下の様になります。

H29/09:679,000組
H29/08:653,000組
H29/07:523,000組
H29/06:491,000組
H29/05:540,000組
H29/04:375,000組

かなりの数のマッチングが行われている事がわかります。

1ヶ月で3億円近い売上があるのですから、アクティブユーザーは最低でも10万人くらいいる事が予想できますので、1人10件くらいしか月にマッチングしていない事になります。

一部の人気会員がマッチングも多くしているでしょうから、普通の人には実際に会う所まで進展させると言いますか、マッチングさえも予想以上に難しいのかもしれません。

またネットマーケティングは累計会員数も公表していますので、そこから毎月の新規入会者数も計算する事が出来ます。

H29/09:71,000人
H29/08:76,000人
H29/07:67,000人
H29/06:71,000人
H29/05:79,000人
H29/04:68,000人

毎月約7万人の新規入会があるのに、アクティブなユーザーが10万人強しかいないとなると、1ヶ月で活動を辞めると言う人が多い証拠でもあります。

会員数とマッチング数の比率的に、カップルになって退会している人はそれ程多くないと思いますので、いろいろな意味で挫折する人が多いのでしょう。

2017年6月期決算補足説明資料[ネットマーケティング]
http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS06701/c2c3dc35/9106/4a43/aa02/f986bf8a8459/140120170810454268.pdf

平成29年9月度、月次IRニュース2[ネットマーケティング]
http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS06701/aab27b45/29ac/4564/98c7/22c200dd4e5d/140120171016491170.pdf

平成29年9月度、月次IRニュース[ネットマーケティング]
http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS06701/0500ffff/63f1/4c34/862e/92fb7057cc0d/140120171005485807.pdf

Pairs(ペアーズ)

Pairs(ペアーズ)を運営している株式会社エウレカは上場していないので、細かい数字はわかりませんが、ホームページに累計会員数600万人突破、マッチング数は延べ4,300万組との記載があります。

累計会員数はOmiaiの2.5倍、マッチング数は3.8倍なので、1人当たりのマッチング数はペアーズの方が多いので、実際に会う所まで進展できる可能性はほんの少しだけ高くなるでしょう。

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