「婚活」の会話にはツボがある (大橋清朗著) ★
著者の大橋清朗さんはNPO法人花婿学校の代表を務める婚活コンサルタントで、婚活セミナーやパーティーを主催する他、各種メディアでも活躍されています。
今度こそ「結果」を出したいあなたへ
・モテと結婚は違います
・「ありのままの自分を受け入れてくれる人」なんていません
・女性は見た目よりも年収よりも、あなたとの会話を見ています
選ぶ男では無く、選ばれる男になりなさい!
読みやすく一冊にまとめるとこうなってしまうのは仕方ないのかもしれませんが、女性と会話の経験が無い男性向けの超レベルの低い所から始まっていて、プロポーズの仕方みたいな所まで網羅しているので、広く浅くなりすぎてしまい、内容がスカスカです。
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レベル設定がおかしい
婚活をしている男性のコミュニケーション能力の低さが尋常では無いからなのか、あいさつをしっかりしようと言ったかなりレベルの低い所から始まる。
キモメンでもないのに「彼女いない歴=年齢」となってしまった男性以外は、あまりのレベルの低さに真面目に読もうと言う気が削がれてしまうだろう。
さらに中盤部分で、女性に慣れる為に料理教室みたいな趣味の集まりに参加しようみたいな記述があるのも酷い。
成功体験の全く無い、あいさつもまともにできていないレベルの男性がそんな事をしたら、トラウマになってしまうレベルのダメージを受けてしまう可能性があるのに・・・。
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料理教室やクッキングスタジオが主催する婚活パーティーに参加しても意味は無い
女性に慣れるのは必要なんだけど、趣味の集まりとかじゃなくて、もっとレベルの低い所から始めるべき。
この本のターゲットと言いますか、選ぶ側では無い婚活男性はどんなに努力したって美女とは結婚できないのだから、同じように異性慣れしていない女性と出会う機会を増やすべき。
一番良いのは婚活サイトを使って、実生活にダメージの残らない一期一会の出会いを増やす事。
その時に自分はモテると虚勢を張って会うのが大事で、エスコートや会話も最初は上手くいかないかもしれませんが、それをリードする立場で練習しないと意味が無く、都度反省を繰り返しながら(落ち込み過ぎないのも大事)慣れていくしかない。
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プロフィールにネガティブな事を書くのは止めましょう!
良い内容もたくさんある
最初に書かれている会話はスポーツと一緒と言うのはとても良い表現だと思います。
数学でも英語でも音楽でもなんでもそうなのですが、最初から得意だったから好きになり、好きになったからいろいろ工夫してもっと得意になるパターンがほとんどで、会話もそれと一緒なんだなと。
学生時代に異性との会話を苦手と感じてしまい、それを避けていた人が婚活世代になって非常に苦しんでいると言うのを、今の若い男性は知らないといけないですよね。
pick up
会話は、その人の人生そのものです。
いろいろな事をただ体験すれば良いのではなく、どれくらい本気でやって来たかに寄りますよね。
婚活が必要となる年齢までダラダラ過ごしてしまった人が、色々な事をとり返して行くのは本当に大変な事だと思います。
相手に伝わらない事は「魅力は存在しない」ことと同じなのです。
「口下手だけど、話はつまらないけど、中身を見て欲しい」と言う要求が短期決戦の婚活ではナンセンスと言うのはあらゆるところで言われています。
婚活本のほとんどすべてが男性には少しは自分磨きしろ、女性には妥協しろと結局書いているだけで、それをどう納得させるかを工夫しているだけなんです。
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内面を見て欲しいなんて甘えた事を言うな!
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婚活で自分が理想とする人と知り合えるかどうかをチェックしてみませんか?このチェックでは同時に「自分がどんな人と釣り合うのか?」を知る事もできるので、婚活で一番やってはいけない高望みを避けることができるようになります。
診断結果が悲惨な物になってしまう人もいるかもしれませんが、本気で結婚したいならば第三者から客観的な評価を一度してもらった方が良いでしょう。
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