「絶対に年収1000万円以上の男性と結婚したい」は創作文章の様な気がします。
YOMIURI ONLINEと言う読売新聞が運営するwebサイトに「絶対に年収1000万円以上の男性と結婚したい」という記事が掲載され、婚活に興味を持っている人の間で話題となっていました。
・絶対に年収1000万円以上の男性と結婚したい
http://www.yomiuri.co.jp/life/hobby/love/20170914-OYT8T50028.html
私もこの記事を読んだのですが、事実では無く創作された文章、つまり炎上させてアクセスを集める為に多くの人から批判されやすい無謀な希望を出す女性を筆者が作った様に感じました。
違和感のある部分がいくつかあったのがその理由なのですが、ここではその違和感が何なのかを紹介していきたいと思います。
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コンサルタントは必要ない
「日本人男性の平均スペックがどんな物なのか調べてみました」を見て頂ければわかると思うのですが、年収1,000万円以上稼ぐ独身男性は全体の0.4%、つまり250人に1人しかいません。
さらに容姿やコミュニケーション能力などの年収以外の要素を全く無視して結婚する訳では無いでしょうから、ターゲットとなるのは500人に1人くらいの存在です。
そんな希少過ぎる男性と普通の女性が交際できる訳がありません。
昔はこの事実を知らずにいつまでも夢見ている女性はたくさんいましたが、婚活をする事が珍しい事で無くなった今はネットなどで適齢期の男性の年収データなどが公開されているので、「絶対に年収1000万円以上の男性と結婚したい」と言う様な無謀な女性はほぼいなくなりました。
もちろん1,000万円以上稼ぐ男性を狙っている女性も存在しますが、自分に価値がある事をわかっている人か単なる馬鹿かのどちらかで、前者はコンサルタントなど必要ないですし、後者とはまともな会話が出来ないと思います。
悲しい恋愛歴
「理由を教えてもらえずに振られたのが2人。何度も浮気されて、こちらから別れたのが一人。『好きだけど、結婚は考えられないから優香のために別れよう』と言われたのが一人です。あまりいい別れ方ではないのですが、いろいろなところに連れていってもらったし、どの人との恋も楽しかったので、『やっぱり高収入の男性はいいな』というイメージがありますね」
「婚活サイトにはイケメンやハイスペック男性に弄ばれるだけの悲惨な人生を送っている女性が多い」で書いている事がぴったり当てはまる過去の恋愛歴です。
実際に高収入のモテる男性に遊ばれ続けている女性はたくさんいますが、ここまで「自分は遊ばれて来たんです」と言う話をしておきながら、年収1,000万円にこだわり続けるキャラクターには矛盾があると思います。
年収1,000万円以上稼ぐ男性にこだわり続けるのは「自分は釣り合っていた」と考えるからであって、「美味しい所に連れて行ってもらったのは良かった」みたいな自分が格下の存在になる考え方はせず、「私を良いお店に連れて行くのは当然」くらいに考えている筈です。
つまり自分は遊ばれているとは考えていないのです。(遊ばれていたとは認めない)
遊ばれているという事を自覚していない女性に対して、目を覚ませと言うのならばわかりますが、遊ばれ続けているのを自覚しておきながら、それでも狙い続けるのは極めて馬鹿のする事なので、コンサルタントが一例として取り上げる必要は無いのです。
筆者は読者に受ける様に高収入男性に遊ばれ続けている馬鹿な女性を登場させたかったからこの様な過去の恋愛話を書いている様に思えます。
的外れなアドバイス
「高収入男性が結婚相手に求めるのは、主に“美しさと若さ、癒やし、家事スキル”の四つ。いずれも『自分にないもの』であり、『自分を喜ばせるもの』だと思っているのです。四つすべてそろっている女性は高収入の男性からアプローチされやすいですし、本気で高収入男性との結婚を目指すのなら二つは持っていたほうがいいでしょう」
記事が創作ではないかと思った一番の理由は、この的外れ過ぎるアドバイスを見たからです。
きちんと活動しているコンサルタントがこんな事を言うとは思えませんし、こんな事を言うコンサルタントのもとにお客さんなど来ないでしょうから、創作するしかなかった、炎上させて宣伝活動したかったのではないかと私は思いました。
「ハイスペック男性はレベルの低い女と遊んで同じレベルの女と結婚する生き物」に少し書いたのですが、高収入の男性が相手に求めるのは「美しさ、若さ、癒やし、家事スキル」ではなく、「同レベルの学歴、仕事、収入、価値観」です。
学生時代から交際している人や職場で知り合った人など、高収入の男性は似た様な環境で育った高収入の女性と結婚というパターンが一番多くなっています。
つまり年収1,000万円以上稼ぐまともな男性と結婚したかったら大学受験からやり直さないといけないのです。
婚活もノーチャンスではない
大学受験からやり直さなくても、婚活で年収1,000万円稼ぐ男性と婚活で知り合う事は可能です。
結婚相談所では男性の年収が100万円上がる度に紹介される女性の年齢が1歳下がると言われているので、1,000万円稼ぐ男性には10歳年下の女性が紹介されている事になります。
つまり10歳以上年上を受け入れれば良いだけです。
もちろんただ老けてるだけでは無く、高収入なのに結婚できなかったいわくつきの人物である可能性は高いのですが、高収入の男性が求める「同レベルの学歴、仕事、収入、価値観」を持たずに結婚するには我慢するしかありません。
まとめ
「自分の過ちに気づきながら年収1,000万円以上稼ぐ男性を求め続ける女性はいない(間違っているとは気づいていない、気づいていても認めない女性はいる)」と「アドバイスが的外れ」と言う2つの要素から炎上を狙った創作ではないかと私は思いましたが、みなさんはどうでしょうか?
もちろん100%この様な馬鹿な女性はいないとは言い切れませんが、これを見ても「馬鹿な女がいるな」くらいの感想しか持たないので、婚活コンサルタントがこの話をするのはやっぱり炎上目的でしか無いと思います。
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